福岡県 囲炉裏小屋 施工事例
広い庭の片隅に、作った囲炉裏小屋です。季節感漂う木々の中に溶け込むように、天然素材にこだわって造りました。
内装は、杉の木の柔らかな風合いをだしているものにし、床に厚さ30mmの杉板張り、腰壁と天井も、杉板で張りました。内装に杉板を使う場合、節目が出すぎると、心理的な圧迫を感じる場合があります。今回は、節のあるものは、床にだけ仕様し、天井壁は、節のないものにしているため、すっきりとした印象を与えます。薄い木の色に合わせて、壁は白の珪藻土で仕上げています。囲炉裏の内部壁は、耐火レンガで覆っています。炉の周りの炉縁は、ケヤキで造りました。内障子には、和紙を使用しています。掃き出しには、木製の引戸式の雨戸、窓には同じく木製の押し出し雨戸を付けました。