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珪藻土へのこだわり

珪藻土と一言で言っても、様々なメーカーが、様々な種類の珪藻土を出しています。中には、珪藻土としての機能が十分でないものもあります。晃榮住宅では、様々な珪藻土を吟味して、状況に応じて珪藻土を使い分けています。その中でも、現在主に使用している珪藻土の特徴をご紹介します。

主に使用している珪藻土の特徴

合成樹脂ではなく、自然素材で固める

珪藻土とはいっても、その塗り壁材すべてが珪藻土ではありません。自然素材と呼ばれる珪藻土ですが、その珪藻土を固めるときに、合成樹脂を使う製品が多く出回っています。合成樹脂で珪藻土を固めると、珪藻土の微細な孔がふさがれて、吸着力が低下します。そこで、自然素材である漆喰の原料となる「石灰」で固めるタイプの珪藻土を主に使用しています。石灰で固めた珪藻土は、合成樹脂と違って珪藻土の吸着力を低下させません。



石灰で塗り固めた製品

いくら自然素材で作った家であっても、持ち込んだ家具やその他化学製品から、人体に有害なホルムアルデヒドなどの物質が出ています。そんなときに、珪藻土を固める材料として、「石灰」を使うと、石灰に含まれるアルカリによって、ホルムアルデヒドなどの有害化学物質を無害な物質に分解することができるので、空気をよりクリーンに保つことができます。
※珪藻土だけでは、有害な化学物質を微細な孔に吸着させることができますが、分解まではできません。



珪藻土の含有率が高いものを

珪藻土として出回っている商品であっても、その中に含まれる珪藻土の量は様々です。珪藻土が少ししか含まれていない製品も多く出回っているので、注意が必要です。しかし、施工後の仕上がりや、耐久性を考えると、多ければいいとも一概には言えません。そこで、珪藻土の調質効果などの機能は、珪藻土の表面積に大きく左右されるため、珪藻土の平均粒子が細かいもので、なるべく多くの珪藻土が含まれているものを採用しています。
具体的には、一般的な珪藻土粒子が40~60ミクロのであるのに対し、晃榮住宅で主に使っている珪藻土の粒子は、15~30ミクロンのものです。



珪藻土に発がん物質が?

珪藻土

インターネットで珪藻土を調べていると、「珪藻土には発がん性がある」というような記述があったりしますが、そんなことはありません。昔から、建材メーカーの対立で意図的に流しているものと言われています。珪藻土の安全性については、下記のNSK工業会が発行している資料をご覧いただくのが分かりやすいかと思います。もちろん、珪藻土がご心配であれば、漆喰による施工ももちろん致しますので、お気軽にお申し付けください。

» NSK工業会『安全な珪藻土』のページへ
» NSK工業会の概要

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